歩き方を変えるだけでキレイになる!
花谷式クロスウォーク(交差歩き)
3冊目の書籍が出版されました。
【花谷式 「交差歩き」のすべて】
クロスウォーク(交差歩き)とは・・・
内閣府が行った調査によれば、ウォーキングをしている人は年々増加しているそうです。私の治療院に来院されるクライアントさんも、ウォーキングに励んでいる方が多くいらっしゃいます。
しかし、健康のために歩いているにも関わらず、かえって膝や腰、股関節などを痛めている方を多く見かけます。
その原因の多くは、体が歪んだ状態のまま歩いているからなのです。
重心が傾いていたり、肩甲骨の動きが悪かったり、猫背でいると、関節や筋肉、靭帯のバランスも崩れます。このような状態のまま長時間歩けば、ひざや股関節、足首、筋肉群に負荷がかかり続け、痛みやコリの原因になるのです。
クロスウォーク(交差歩き)とは、歩きながら体全体の歪みを改善してくれる
「歩く整体法」です。
基本編から応用編まで沢山あるので、できるものから少しずつ取り入れてみてください。
どんなところで行うの?
ウォーキングを習慣化している人なら、散歩道や公園で行ってください。
道路わきの白線を利用している人もいますが、車や自転車、歩行者には気を付けてくださいね。
外だと人に見られて恥ずかしいという人は、ウォーキングの最中に人影がいなくなったのを確認して、数歩だけクロスウォークを入れてまた普通に歩いてもかまいません。
買い物の途中やゴミ出しの時、または自宅でも少しのスペースがあれば、往復しながら行っている方もいます。
特に運動をする時間を設けなくても、日常生活の中に取り入れてみることができるのがクロスウォークの特徴の一つです。
どんな人が行うといいの?
クロスウォーク(交差歩き)は、ウォーキング愛好者だけではなく、歪みを整えたい、肩こり腰痛などの痛みを解消したい人、綺麗な姿勢を手に入れたい、痩せたいという人なら誰でも使える有効な整体法です。
また、どんな競技のウォーミングアップにも使えるアイテムです。
ちなみに考案者の私も陸上競技のウォーミングアップに取り入れています。
特にこんな人に取り入れていただきたい整体法です。
- ・肩こり、腰痛、膝痛など片側に痛みを感じている方
- ・猫背の方
- ・がに股、O脚の方
- ・ふくらはぎ外側の太さが目立つ方
- ・靴底の外側の減り方が強い方
- ・お腹のポッコリが目立つ方
- ・痩せにくい方
- ・綺麗な姿勢を作りたい方
クロスウォーク(交差歩き)の利点
クロスウォークを行っていると全身のバランスが強化され、各関節の可動域が広がり、運動機能や柔軟性がアップします。
加えて通常歩行よりずっとエネルギー消費が高く、ダイエット効果が抜群です。
歩きすぎるとふくらはぎが太くなるからと敬遠している人がいますが、クロスウォークは、みぞおちから脚を動かすのでその心配はありません。
そのほか、下記のような利点があります。
- 歩いている最中に簡単に体の整体・矯正ができる。
- 体の左右差を改善しながらウォーキングが楽しめる。
- 体軸が整うから体幹がしっかりし、ふらつきがなくなる。
- 猫背や骨盤後傾が改善するので、姿勢が綺麗になる。
- 下に下がった内臓が上に上がる。
- 歩行がしっかりしてくる
- 膝から下だけで歩くのではなく、骨盤を中心に歩くので疲れにくくなる。
- 骨盤や肩甲骨を大きく動かすので関節に柔軟性が生まれる。
- 普通に歩いているよりもカロリー消費が大きいのでいつの間にか痩せてしまう。
クロスウォーク(交差歩き)の効果
クロスウォークをすると気持ちがスッキリする (K様 33歳)
- 期間
- 6月~11月(6か月)
- 身長
- 170cm
- 体重
- 69kg→55kg(-14kg)
- 体脂肪率
- 28%→23%(-5%)
- ウエスト
- 75cm→68cm(-7cm)
- 太もも
- 54cm→51cm(-3cm)
- 効果
- 首こり、肩こり、背中痛、猫背解消
肩こり、背中痛、猫背解消 (H様 53歳)
- 期間
- 6月~11月(6か月)
- 体重
- 59kg→50kg(-9kg)
- 体脂肪率
- 29%→17%(-12%)
- 効果
- 周囲の人に「痩せたね~、厚みが無くなったね~」って言われることが増えた。
行動が早くなり、家事が楽になった。階段上りも楽になった。
肩こり、腰痛解消 (F様 26歳)
- 期間
- 8月~11月(4か月)
- 体重
- 54kg→48.9kg(-5.1kg)
- 体脂肪率
- 31.3%→25.2%(-6.1%)
- ウエスト
- 86cm→69cm(-17cm)
- 効果
- 合唱をしているが、ドレスがスッキリ着れるようになり、呼吸の入りが良くなって、声も出るようになった。
旦那は、オペラ歌手ですが、でかい声が出せるようになったと言ってた。生徒さんにもやらせたらいい声が出るようになったそうです。
坐骨神経痛が解消 (Ⅰ様 39歳)
- 期間
- 6月~11月(6か月)
- 体重
- 68.5kg→58kg(-10.5kg)
- 体脂肪率
- 42.8%→33.4%(-9.4%)
- 効果
- 旅行、外出時が苦じゃなくて、疲れにくくなった。
夕方のむくみが消えた。
以前は、動くたびに体中がポキポキ鳴っていたが、今はめったに鳴らなくなり、肩甲骨回りが良く動き、たくさん動けるようになった。
クロスウォークをすると体全体を動かした満足感があります。
錘が乗っていたような肩こりがなくなった (S様 52歳)
- 期間
- 7月~11月(5か月)
- 体重
- -4kg
- 体脂肪率
- 35%→31%(-4%)
- ウエスト
- -10cm
- 効果
- バレーボールやっていたのに痩せなくて、クロスウォークを行ったところ体型が変化してきた。仕事場のエプロンの紐が緩くなってぶかぶかになった。ズボンも腿とウエストが緩くなってきた。ウエストが左右不均等な形をしていたのが均等になった。姿勢が良くなって肩こりがなくなった。
クロスウォーク(交差歩き)のやり方
クロスウォーク基本編① <目安 20歩 あるく>
両手を水平まで上げ、大きく広げて歩きます。歩くときに大切なのが足をクロスさせながら右左と足を出して歩くことです。両手を広げるのは、体幹をしっかり維持させるためです。
足をクロスさせることで骨盤を大きく使うことになります。骨盤を大きく使うことで足の余分な筋肉を使わなくて済むので太くならなくなります。大きな筋肉を使った方が疲れないので効率よくウォーキングを楽しむことが出来ます。
みぞおちから脚が出ているつもりで脚をクロスさせていく。
クロスウォーク基本編② <目安 10歩 あるく>
両手を後ろで組み、胸を開きながら腕を斜め下に伸ばすことで体幹をしっかり維持させます。
そのままの良い姿勢で、歩く際、足をクロスさせながら骨盤を大きく使うことがで姿勢が矯正されます。
クロスウォーク基本編③ <目安 10歩 あるく>
頭上で手の平が上を向くように手を組み上に押し上げます。
体幹をしっかり固定させながら脚がクロスになるように右左と出していきます。
クロスウォーク基本編④ <目安 10歩 あるく>
脚を前に出すときは、クロスになるようにします。右脚を前に出す時は、右手で左手首を持ち左腕を頭上に押上げます。
左脚を前に出す時は左手で右手首を持ち右腕を頭上に押し上げます。
右脚から左脚に移行する際は、肘を曲げ手を頭のすぐ上にして、左脚が接地する時に右腕を最大に頭上に押し上げます。
脇の下をストレッチしながら骨盤を大きく使うことで姿勢が矯正されていきます。