当院では、自律神経が乱れた状態で、腰が痛い、肩が痛い、首が痛いと来院されます。
自分が自覚している自律神経からの痛みと自分では自覚してないけど自律神経の乱れが原因で発症している痛みがあります。
視診、触診、皮膚感覚、呼吸、会話から見極めていますが、ほとんどの場合自律神経から来る症状を自覚していない場合が多いです。
【原因】
不規則な生活で自律神経が乱れる
ストレスによる刺激
更年期におけるホルモンバランスの乱れ
先天的要因
不安、恐れ、怒り、哀しみなど負の感情
【症状】
頭痛・肩こり
だるさ
不眠
疲労感
安静時の動悸息切れ
めまい
耳鳴り
目の疲れ、目の奥がだるい感じがする
のぼせ
たちくらみ
下痢、便秘
冷え
情緒不安定
イライラ感や不安感
うつ症状
口の中がカラカラに渇くことが多い
急にのぼせたり、顔が赤くなったりする
異常に汗をかくことが多い
胃がムカムカする
便秘や下痢によくなる
【自律神経とは】
自律神経とは、交感神経と副交感神経があり、血圧や呼吸、内臓機能など、体内の特定のプロセスを調整している神経系のことです。自律するだけあって、意識的な努力を必要とせず、自動的(自律的)に機能するのが特徴です。このバランス機能が乱れると自律神経失調症となり、腰痛、肩こり、首痛などの痛みやあらゆるところの違和感を発症することになります。
【唯一改善できる方法】
自律神経の乱れを唯一改善できる方法は、自律神経の中でも『呼吸』だけが、自分で意識的にコントロールできるのです。
ゆっくり呼吸をすることが自律神経を整えるのに大切なのですが、
よくスポーツ選手などが、大事な場面で、息を吐いているのを見かけませんか?
あれは、緊張を和らげるために息を吐いているのです。
息を吐くと心拍数、血圧が下がるのを知っていますか?
手首をもって、呼吸をして、息を吸った時と吐いた時のドクドク感を感じてみてください。もちろん、息を吐いた時の方が心拍数が下がりますので、気持ちが落ち着き自律神経症状が緩和しやすくなります。
目を閉じながら息を吐くと更に効果が上がります。
【治療法】
意識的に呼吸をゆっくりしても症状が緩和しない場合は、自分ではどうにもならなくなっています。
当院では、いくつかの治療法を用いますが、特に背骨や肋骨、骨盤を正しい位置に戻すことで、自律神経に影響を与える脊髄や末梢神経の働きを改善させ、体全体の緊張を解きます。
特に自律神経の症状がひどく出ている方は、首がガチガチに硬くなっていますので、頚椎調整が必要になります。
全身矯正
骨盤矯正
整顔矯正
バリバリ君(電気針)
症状に合わせて、骨格矯正や電気針などで症状緩和ができます。
【治療の選択例】
★スペシャル整体(全身矯正)
姿勢の乱れ / 背骨の歪み / 背骨の歪み / 呼吸が浅い / 酸欠 / 睡眠 / 首筋の張り / 頭痛
★スペシャル整体(骨盤矯正)
骨盤の歪み / 姿勢の乱れ / 背骨の歪み / 睡眠 / 下半身の疲れ、むくみ
★整顔矯正
食いしばり / 睡眠 / 起床時の疲れ / 顔、肩の緊張 / 首筋の張り / 頭痛
★バリバリ君
治療の後のバリバリ君(電気針)がよく効きますので治療と併用すると効果倍増が望めます。
症状によって、コースの選択をしますので、一緒に考えていけたらと思います。
自律神経系の症状は、体のあらゆる部分とあらゆる行動に影響を及ぼす可能性があります。
お早めにご相談ください。
*自律神経症状で【治る】とは、『忘れること』
痛みや違和感を忘れている時間が増えた、無くなったら
【改善した】【治った】ということですので、覚えておくといいと思います。
記事の筆者:花谷接骨院 院長 花谷貴之